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おすすめの1冊「センス・オブ・ワンダー」

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おすすめの1冊「センス・オブ・ワンダー」

おすすめの1冊「センス・オブ・ワンダー」
「センスオブワンダー」レイチェル・カーソン著、上遠恵子訳、新潮社。私が20年前に出会って、感動した1冊。今もずっとお気に入り、おすすめの1冊。今も、「センス・オブ・ワンダー」を大切に、日々の保育をしたいと思っています。
アメリカの海洋生物学者のレイチェル・カーソンさんが、甥っ子のロジャーと自然の中で過ごして感じた、折々の思いがつづられています。
「子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。残念なことに、わたしたちの多くは大人になる前に澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直観力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。」
「もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない『センス・オブ・ワンダー(神秘さや不思議さに目を見はる感性)』を授けてほしいとたのむでしょう。」
「妖精の力にたよらないで、生まれつきそなわっている子どもの『センス・オブ・ワンダー』をいつも新鮮にたもちつづけるためには、わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、すくなくともひとり、そばにいる必要があります。」
「もし、あなた自身は自然への知識をほんのすこししかもっていないと感じていたとしても、親として、たくさんのことを子どもにしてやることができます。たとえば、子どもといっしょに空を見あげてみましょう。そこには夜明けや黄昏の美しさがあり、流れる雲、夜空にまたたく星があります。」「子どもといっしょに風の音をきくこともできます。」
子育て中の方、保育者、教育者にぜひおすすめしたい1冊です。
※「  」は、書籍の引用です。画像は、書籍内のものではありません。

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